吉永麻衣子15周年でした！関わってくださった皆様にありがとうございます。

15年が経ち、16年目に入ります。

「パンが焼けたよ！」で全員集合！日々のパン吉永麻衣子です。

タイトルにある通り、吉永麻衣子としてのパンの活動が15周年となりました。
15周年でした、が正確でしょうか。この2025年7月から17年目に入ります。
すーっかり自分の教室のこと、忘れておりました。
日々のパンをスタートしているので、あらためて言わなくてもいいかなとも思ったのですが、
でもやっぱり、この15年があったからこその今の活動なので、
きちんと節目として捉え、感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

これまでお世話になった皆様、本当にありがとうございます。

思い返せば・・

15年前、名もなきパン教室に足を運んでくれた生徒さんたち。
今でも繋がっていて、仲良しのパン仲間になっています。

あれから15年、子どもが３人生まれて、本が25冊、海外にも出て行って・・
そして日々パン先生と一緒に活動ができて、この3年間で開催した幼稚園・保育園向けの出張パン教室はなんと492件、20295名の方にご参加いただきました。

本当にすごいことだなーと。
15年前の私に言ったら、びっくりして倒れてしまうのではないでしょうかね。

でも本当に、色々なご縁が重なって、今私がこうして活動をしたい、を叶えてくれる仲間がいて、企業様がいてくれて、そして参加してくださる生徒さんがいて。

簡単なパン作りで「感動」と「喜び」を世界中へ伝える。

これに尽きます。
私自身が、「パン作り」に支えられて子育てをしてきた気持ちがあり、今恩返しの気持ちで活動をしています。極端に言えば「パン作り」でなくても何か没頭できることがママたちに見つかるといいなって思っています。私の場合はそれが「パン作り」で、知れば知るほど奥が深い世界、そして材料もそれほど高価でなく手が出しやすい、保存性が高いのも気に入っています。
社会から少し離れて子育てをがんばるママたちも、「パンが焼けた」という小さな達成感があれば、私みたいに毎日に楽しみが増えるんじゃないかな。

焼きたてパンにはなんだか強い力があります！
「パンが焼けたよ」で家族が集まってくる、コミュニケーションの真ん中にママのパン。
これからもコツコツと広めていきたいと思います。

講師たちに心から感謝しています。

この想いを持って共に活動してくれているのが日々パン先生。日々のパンが認めた講師たちです。
日々のパンがスタートして丸3年が経とうとしていますが、たったこの3年でも色々な事情があって、ルール変更を余儀なくされ、経営者として悩む毎日でした。それがきっかけで辞めて行った講師もたくさんいます。思いは同じなのに、一緒に活動ができない。本当に辛い思いもたくさんしましたが、その決断が「正しい決断」になるようにこれからしなければならないと覚悟を決めてがんばっているところです。
パンのレシピを考える、広める、仲間を集める、みんなで活動する、シンプルにそれだけでいいのですが、どうしても規模が大きくなってくるとここに経営的視点が必要になります。

私自身は前職で人材採用の仕事をしていたので、経営者のお話はたくさん聞いてきたし、採用でお手伝いをしてきたつもりなんですが、やっぱり自分でやるのとは大違い。
嫌いではないけど、得意ではない。圧倒的に経営に関する勉強が足りない。
子育てもあり、レシピを考えたり、講座をしたりの実務の時間が必要、そんな中で経営は誰かにお任せできれば得意分野を生かして走れるかなと思ったのですが、それがなかなか難しい。
やっぱり自分でやらないと思ったようにはならないんだと理解し、今いてくれる講師たちとしっかり成長し、着実にがんばっていこうと15年目決めたところです。経営の勉強もしたい。

この7月から日々パン先生への研修をさらにさらにバージョンアップして行っていきます。
日々パン先生って楽しそうだよねー！！！と思ってもらえるような、強いチームになれたらと準備中です。日々パン先生たち、引き続きよろしく！

簡単なパン作りで「感動」と「喜び」を世界中へ伝える。

これからまた5年、10年、どうなるのかワクワクしています。レシピの世界はどんどん様変わりし、私が教室をスタートした15年前は教室の先生はレシピを宝物として一般公開なんて絶対にしない世界でした。お金を払って教室に来てくれた生徒さんに初めてレシピは渡すもの。
そんな中で私はスティックパンのレシピを公開し始めたのですが、またその時から時代は変わってどこにでもパンのレシピが溢れています。

そんな中で「周りに置いて行かれているな」と感じることもありました。

また世の中の動きとは関係なく、私自身も家庭に軸足を持ってレシピを作ってきたので、子どもたちが成長するに従って、自信を持って伝えてきたレシピに違和感を感じるように。
子どもたちの食べたいもの、パンの形、食べるタイミング、食べ方、
そして、私自身の時間の使い方が大きく変わってきました。

赤ちゃんがいた頃は、とにかくキッチンにいる時間を短くしたくて、パン作りの工程を切り分けた「作りおきパン」が私にはしっくりきていて、ご紹介を多くしてきましたが、

今、子どもたちが大きくなって上が中学校、下二人が小学校へいくと、日中は時間がある。そうすると、帰ってくるまでの1時間でパンが焼きたい、と変わってくるんですよね。

これについて悩んだ時期もありましたが、最近エイヤー！とインスタで今私が楽しんでいるパン作りをご紹介したらたくさんの方がそのレシピを使ってパン作りをしてくださっている様子が見れて、少し霧が晴れてきたかも、と思えています。

私はフランスでの修行経験も、パン屋さんでの仕事経験もないので、
それならば！
私が今ご紹介したいパン作りをとことんご紹介していく、をやってみようと思っています。

これからもどうぞお付き合いください。応援よろしくお願いします！！

感謝の気持ちを込めて・・

15周年記念の風呂敷を作ってもらいました！
これまでの様々な活動、日々のパンのパン作りををイメージしたイラストをデザインしてもらっています。
デザイナーさんとのやり取りを重ねて完成させた１枚です。
かわいいデザインでありながらも、日本の伝統的な技を使って職人さんたちが１枚１枚丁寧に作ってくださいました。
この風呂敷作りについても書きたいのですが、長くなってしまったので、次の機会に！
数量限定でお作りしましたので、手に取っていただけたら嬉しいです。