コラム
2022年ありがとうございました。
2022/12/26
2022年ありがとうございました。
こんにちは。吉永麻衣子です。みなさん、クリスマスも終わって、ホッと一息しているのでしょうか。2023年はすぐそこまで。帰省する方は荷造り、お正月の準備と忙しくされているでしょうか。私は残った気力でなんとかクリスマスツリーを片付けました。欧米では年明けまでクリスマスツリーが飾ってありますが、私は日本人。クリスマスツリーがあるとどうしても年が越せない気持ちになってしまいます。でもこれでスッキリ2023年を迎えることができそうです。
今年は私にとって節目の年になりました。
私は今年でパンを仕事にして13年が経ちました。その中でも特に今年は大きな決断をし、新しい形でスタートすることを決めました。
ずっとずっとパン作りをし、レシピを書いて、お伝えしてきました。「家でパン焼いているよ!」とママ友に声をかけてもらったり、「何にも食べてくれないのにこのパンなら食べてくれるので感謝しています」とお便りをいただいたり。
あるときは雑誌の編集の方に「ずっと吉永さんの存在は知っていて、やっとお仕事できます」なんて言っていただいたり、私の毎日は皆さんからの励ましや温かい言葉で満ち溢れ、本当に幸せなものです。
こんな私でも「世の中にお役に立てるものがあった!」ということがわかったことに感謝しています。求められるって嬉しいです。毎日がいろんな方とのやりとりでとっても充実しています。
パン教室をスタートした頃、パン教室を開く仲間が欲しくなりパンの先生のサークルhugをスタート、100名ほどになりました。その後、おうちパンマスターをスタート、こちらは5年間で5000名を超える方に取得していただきました。いつもパンの周りには人が集まりました。
おかげさまで発行した書籍は20冊になり、海外でも楽しんでいただいています。オンライン講座もたくさんの方にご参加いただいて、もしかしたらパンの先生としたら成功、ということになるのかもしれません。これで終わりでもよかったのかもしれませんが、どうしても次の世代につなげたい、パン作りを知らない方に広めたいと考えるので私のゴールは終わりがありません。
昨年、私はあるきっかけがあり、私が本当にやりたいことは何かを考えました。このタイミングで考える機会をいただけてよかったと思っています。
答えとして出てきたのは、「パン作りをもっとたくさんの方にお伝えしたい」ということでした。「家でパンを焼く」ここに詰まった幸せを知って欲しいと思いました。
私自身が今もパン作りに助けられてがんばれています。
私自身、子育て中です。子どもがほしくて子育てをしているので、幸せなことだと思っていますが、それでも思うようにいかなかったり、忙しかったり。子どもが小さい頃は、夜授乳で起きなくてはならない、朝起きたら朝ごはんを作って、掃除・洗濯して、その合間に買い物に行って、仕事もして、と本当に忙しくて、爆発しそうなこともありました。いや、爆発して、当たる先がなく段ボールを蹴っ飛ばしたことがあったなと思い出しました。
3人の息子たち。上2人が2歳半差で産まれているので、2人目が幼稚園に入るまでが一番大変だったように思います。でもこの時期があったから「作りおきパン」はうまれ、多くの方に楽しんでいただいています。どうやって毎日3人との暮らしをどうしていたのか、記憶がありませんが、その時々で精一杯やっていたので子育ても仕事も後悔はありません。
日々のパンをスタートしました。
今年、大きな決断をして「日々のパン」をスタートしました。またここから全力でがんばります。講師のみんなと挑戦を続けます。全国の幼稚園・保育園でパン教室を開催します。(新しい講師の募集は年明け以降にしますので、楽しみに待っていてくださる方はお待ちください。2023年の募集はおうちパンマスターの資格をお持ちの方のみとする予定です。)
「日々のパンの教室」を開催するたびに、笑顔でいっぱいの園児たちの様子を見ることができ、良い取り組みをこんな恵まれた環境で進められてよかったと心から思っています。集まってくれた講師のみんな、どうなるかわからないプロジェクトに協賛してくださっているスポンサー様、そしてこのコラムを読んでくださっている皆様に心からありがとうをお伝えしたいです。
今年も本当にありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
※年末年始、お時間を持て余すーという方はパン作りをぜひ!レシピはこちらを参考にしてください。