コラム
【日々パン先生ずかん No.021】秋葉友紀さん(北海道)
2025/03/15
みなさんこんにちは!各地で活躍する日々パン先生の魅力を紹介する「日々パン先生ずかん」
今回ご紹介するのは北海道苫小牧市で活動中の秋葉友紀(あきばゆうき)さん。
いつも2人の息子さんとの日常が微笑ましい秋葉さんは、日々パン先生になったことをきっかけに、念願だった職業に携わることもできたそうです…
我が家の中心にパン作り。家族からのパンのリクエストが大きな自信になり、何度も心が救われました。
ーーー秋葉さんは、パン好きな長男さんに、安心な材料でいくらでも食べさせてあげたいと思っていたところ、このパン作りに出会われたそうですね。
はい、長男が赤ちゃんの頃から大食いで市販のパンを底なしで食べていました。 アレルギー体質でもあり、使われている材料や栄養のことを考え、安心な材料でいくらでも食べさせてあげたいと思っていたところ、おうちパンに出会い、パン作りにハマりました。それから徐々に麻衣子先生に近づいてみたい…という半分ミーハーな気持ちが湧いてしまったのが日々のパンに参加したきっかけです。
ーーーミーハーな気持ちで講師になっちゃったんですね!ほかにも決め手がありましたか?
息子たちの子育てや食育において、我が家では常に手作りパンがある生活で、家族の為にパンを焼くことは飽きっぽい私が唯一続いている趣味です。
落ち込んでいる時や余裕がなくヘトヘトな時でも、美味しいものを食べたら元気になるのが我が家。特にコロナ禍は、家でできる何かをみんな模索したと思いますが、我が家はその中心にパン作りがありました。家族に「美味しい!また作って!毎日食べたい!」と言われることで大きな自信になり何度も心が救われました。パン作りを始めた頃から「こんなに簡単に作れるパンがあることを周りに伝えなければ!」とずっと思っていて、自分のこの経験を周りのママたちに伝えていくことが、今の私に出来る社会への恩返しになるのかもしれないと思い、日々パン先生になりたいと思いました。
ーーー日々パン先生の活動に対し、ご家族の反応はいかがですか?
夫は強力粉の種類を変えたことにも気付くほどになりました。次男は物心ついた時から、絵本よりも麻衣子先生のレシピ本を開いている時間のほうが長いかもしれません。家族は家で教室をやることも快く理解してくれていて、子供達は「僕のママはパンの先生なんだ」「色んなパンが作れるんだよ」って誇らしく思ってくれて応援してくれています。いつまでも家族に認めてもらえる存在でありたいなと思っています。
ーーー日々パン先生になり、変わったことや良かったこと、また、うれしかったエピ ソードがあれば教えてください。
子供って案外、白米が好きだよねって勝手に思っていましたが、幼稚園や保育園の出張講座に行くと、パンが大好きだと言ってくれる子が多いことに気付かされました。ママ友たちと話していても、子供達が毎日のようにパンを欲しがるという話を沢山聞きます。平日は仕事をしているので、教室を沢山できないことはもどかしいですが、パンを通じて出会えたたくさんのご縁が本当に嬉しくて、日々パン先生になってよかったなと思っています。
ーーー秋葉さんが独自に日々パン先生として活動しているフィールドやジャンルがあれば教えてください。
パンの先生もやれるという強みを活かして念願だったこども園の給食の仕事につくことができました!特におやつ作りの業務では、日々パン先生として習得したパンやお菓子作りの知識、材料を混ぜる順番や、オーブンの焼成の見極め方だったり、役に立っていることだらけです。
逆に、給食の仕事で得た、衛生の知識や食育の知識は、パン教室をする上でも役に立っています。
ーーーそれは素敵ですね!双方にメリットがたくさんですね。
それでは、日々パン先生として出張パン教室やおうち教室のレッスンで気を付けていること、大切にしていること等あれば教えてください。
おうち教室は子連れで参加してくれる方々が多いです。初めての空間に緊張してママから離れられずスタートに時間がかかってしまう…これはあるあるです。
私のレッスンでは、パンを焼いて、焼きたてパンの香りいっぱいにしてお迎えしています。そして、ミルクスティックを子供たちに渡します…。そこからママ達と弾む会話…。徐々に安心して馴染んでくれる子供たち…そして、ミルクスティックが止まらない子供たち。それを見てママ達のやる気もアップします(笑)子供たちもじっと静かに待ってくれます。最終的に、レッスンで焼き上がったパンをまたノンストップで食べる子供達(笑)「もっと食べたいー」って泣きながら連れて帰られる率、高めです。その光景に私も心の中でガッポーズです!
ーーー教室での様子が目に浮かびます!では、簡単に一週間のスケジュールを教えて下さい。答えられる範囲で構いません。
子供達が学校や幼稚園に行っている時間は、近くの子ども園で給食を作っています。
平日どこか1日はオフの日があるので、おうち教室をしたり、日々のパンジャンプクラスのアーカイブを見ながらパンを焼いてリフレッシュをしています。
おうち教室で生徒さんと美味しいパンを焼いて食べて喋ることも私の最大のリフレッシュになっています。週末は家族の為にパンを焼いています。ほぼ、調理場にいるのが私の1週間です(笑)
ーーーご自身のおうち教室でPRしたいことがあればどうぞ!
来てくださる方の作りたいパン、お子さんが好きな食材などを聞きながらニーズに合わせてレッスンしています。ご希望があればお子さんと一緒に作ることもできます!長男は1歳のころ、ドデカフォカッチャの穴あけをやったのがパン作りの始まりでした。全部は難しくても、この作業だけちょっとやってみよう!ってこともできます。初回はワンコインで受けれるレッスンもあります。是非一度遊びに行ってみようかな感覚でお越しください。(秋葉さんの教室情報はこちら)
ーーーそれでは最後に、未来の日々パン先生にメッセージをお願いします。
日々パン先生として活動していて何よりも魅力的なのは、麻衣子先生がとにかく近い存在であることです。私が会社で働いていた時は、社長ってとっても遠い存在に思っていましたが、日々のパンは、麻衣子先生や事務局の皆さんが私たちの目線に合わせて色々なことを考えてくださっています。子育て真っ最中なママ、他にも仕事を持ってバリバリ働く方、人生経験豊富な先輩方など、色々な人が自分に合ったペースや方法で活動していて、自由度の高さも魅力だなと思います。皆さんも是非勇気を出して一歩踏み出してみてください!待ってます!
ーーー秋葉さんありがとうございました!ぜひこれからもご家族みんなでパン焼きを楽しみ、たくさんの方にご自身の経験をお伝えしながら、パン作りの輪を広げてくださいね!
日々パン先生の中には、秋葉さんのようにお子さんのアレルギーがきっかけでこのパン作りにハマり、講師になったという方も多いです。焼いてみたら簡単で、食べてみたら美味しくて、「これは誰かに伝えたい!」そう思うんですよね。日々パン先生が少しでも気になる方は、ぜひこちらをご覧ください。ご不明点はぜひお問合せ下さいね!
【日々パン先生推薦・ご当地あれこれ】
いつも楽しみな講師のご当地おすすめコーナー。何個でも食べれるって…おいしそう!
「日々パン先生ずかん」、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は滋賀県の日々パン先生をご紹介します!どうぞお楽しみに。